みほり分校について
みほり分校について
児童生徒が「児童心理治療施設 山口県みほり学園」に入園すると、みほり分校に転入することになります(転入ですから学籍は異動します。)。セラピスト、児童指導員・保育士、医師・看護師、学校教員がそれぞれの分野から専門的に、また、緊密に連携して個々の子どもにアプローチしていきます。
児童生徒にかかわる問題が改善されればみほり学園を退園し、転校前の小中学校へ戻ります。小学部6年生及び中学部3年生については、卒業式の前に原籍校に戻り、原籍校で卒業の認定があり、卒業証書が授与されます。
入学式に参加できなかった児童生徒や、原籍校が変わった児童生徒に対して実施することがあります。原籍校の雰囲気を体感、認識させ、担当者間の情報交換を図り、原籍校復帰や中学・高校進学に向けての連携体制を整えることを目的にしています。
毎学期1回、原籍校連絡会を実施しています。
転入後の変容を伝える
面談や授業参観を通して相互理解を図り、原籍校とのつながりや親密感を深める
進路や原籍校復帰を見通しての共通理解を図る
みほり分校の教育活動と児童生徒への理解を深めてもらう
の4つを目的としています。
児童生徒の心の健康の回復や社会のへの適応を促進する上で、家庭、学校、地域での生活体験が必要な児童生徒に対して実施することがあります。試験登校時の様子から新たな目標を見つけ、次へのステップにつないでいきます。
長期にわたって、みほり分校に在籍している児童生徒が、分校教員引率のもと、原籍校での生活を体験することがあります。自らの進路について主体的に考えられるように進路指導の一環として実施します。